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御所市 新火葬場整備事業建設工事

2022.4.22 御所市

NGCグループ特定JVの施工で進む
令和5年4月開業へ
 御所市は、大字朝妻・僧堂両地区で「新火葬場整備事業」の建設工事を推進している。
 同市では、開設後半世紀以上が経過している既存の火葬場の老朽化及び近年の火葬場施設と比較して施設設備が全体的に不足しており、また現敷地は狭隘なため同市朝妻・僧堂地区約3・6㌶の建設地に、ユニバーサルデザインに基づいた、100名程度の人員が収容可能な式場や広大な園地、約100台分の駐車場などを併せ持つ施設として整備するもの。
 建設工事は、令和3年4月に造成工事を始め、同11月に起工式を執り行い、本体工事に着手した。4年3月末現在、全体の進捗率は25%、令和5年2月末の完成、4月の開業を予定している。
 施工はNGCグループ特定JV(代表企業・ゴセケン)が担当しており、4月20日現在、基礎工事を終え、躯体の建設に取り掛かっているなど柱の配筋などを行っている。並行して園地エリアの造成も推進している。
 工事概要は、敷地面積約3・6㌶(園地エリア含む)、建築面積約1890平方㍍、延床面積約2280平方㍍。
 火葬棟は鉄筋コンクリート造2階建、火葬炉3炉+動物炉1炉、告別収骨室2室、待合室2室、多目的室1室、待合ロビー1室キッズスペース、授乳室、式場、式場ホール、清め室、動物火葬告別収骨室他など。駐車場102台など。総事業費は約24億6600万円。
 なお、既存の施設は、新火葬場完成後は解体され、合葬墓の設置などが検討されている。

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