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当初予算 一般会計54・06億円 図書室整備基本・実施設計など

2022.4.14 明日香村

 明日香村の令和4年度当初予算は総額80億6390万円で対前年度比15・2%増。内訳は一般会計54億600万円(19・3%増)、特別会計18億5494万円(9・1%増)、水道事業会計3億6303万円(16・3%増)、下水道事業会計4億3993万円(3・3%減)。
一般会計のうち普通建設事業費は13億476万円他。図書室整備の基本・実施設計、5年春開庁予定の新庁舎建設、建設関係の主な事業(▼は新規)は次の通り(単位千円)。
▼図書室整備事業(10、000)=新庁舎移転後に健康福祉センターにおいて利便性向上と多世代交流の場としての機能充実を図るため、図書室の基本設計及び実施設計業務を実施する。
▼ファシリティマネジメント推進事業(7、000)=平成28年3月に策定した公共施設等総合管理計画の改定を行い、併せて新庁舎移転後の現庁舎等の利用計画の検討を行う。
▽地域防犯推進事業(3、300)=地域の防犯力の向上を図るため、防犯カメラ及び防犯灯LED化に対する補助並びに防犯灯の修繕を実施する。
▼防災行政無線等移設事業(41、560)=新庁舎移転に伴って村防災行政無線・県防災無線・震度計及び雨量計の移設を行う。
▽定住促進事業=①子育て世帯の定住を促進するため子育て世帯の新築等に関する費用の一部を助成する(10、000)②市街化区域(阪合地区)において住宅地形成を促進するための事業実施に向けたまちづくり協議会(準備会)の立上げや事業計画案の作成を行う(7、500)。
▼公共交通運行事業(66、150)=住民や来訪者が利用しやすい公共交通及び高齢化により増加する交通弱者の外出支援強化をめざして赤かめ周遊バス・飛鳥キトラ線・金かめ乗合交通・コミュニティタクシーの運行見直しや交通体系の改善及び2次交通の充実など地域特性にあった新たな交通システム導入に向けて実証実験を進める。
▽新庁舎建設推進事業(1、249、270)=5年春の開庁をめざして新庁舎の建設を行う。
▽し尿処理事業(28、710)=し尿の適正な処理を行うとともに今後も継続的に運用するためし尿中継施設の整備を行う(用地購入、測量・設計)。
▽下水道施設整備事業=老朽化する下水道施設について計画的かつ効率的に点検・調査・修繕等を行うためストックマネジメント計画(ポンプ施設)を策定して長寿命化を図る(9、000)。新規に県道多武峰・見瀬線島庄地区の事業計画に合わせて下水道新設の測量・設計(島庄)220㍍(7、000)。
▽水道老朽管等更新及び布設事業=安全で安定した給水を行うため老朽化した水道管及び加圧ポンプの更新等を行うとして配水管布設替工事(祝戸)220㍍と水道施設改修 (岡、立部、上居)及び加圧ポンプ更新(栢森ポンプ場)や老朽管更新測量・設計(真弓)800m㍍(94、500)。新規に県道多武峰・見瀬線島庄地区の事業計画に合わせて配水管の新設の測量・設計(島庄)260㍍(5、000)。
▽ため池耐震性調査事業(30、000)=地震や豪雨による防災重点ため池の決壊の危険性を評価し、計画的な防災工事の必要性について判断するため2池(御池・和田池)で耐震性調査並びに施設の劣化状況調査を行う。
▽道路維持事業橋梁長寿命化事業(68、000)=安全で円滑な走行環境を確保するため、経年劣化した舗装等の修繕をするとともに橋梁を定期的に点検し、修繕を行うことにより橋梁の長寿命化を図る。道路維持事業 は檜前他7ヵ大字、橋梁補修工事は3橋、定期点検は29橋、改修設計は1橋。
▽道路改良事業(62、000)=道路利用者が安心・安全に通行できるように歩道等の道路改良工事(村道川原立部線・村道野口橘2号線・村道橘20号線)を実施する。
▽企業誘致促進事業(230)=村の歴史的風土の保全・改善・活用に共感する企業が村内に事業所や宿泊施設等を立地させる際に計画の進捗に併せて諸条件の調整を行うとともに、連携して地域活性化に繋がるための勉強会等を実施する。
▽有害獣対策事業(11、830)。
▽世界遺産登録推進事業(6、660)。
▼主要古墳等整備活用事業(7、960)=世界遺産構成要素となる村内主要古墳等において古代飛鳥を体感できる施設として保存・活用を図るための計画づくりを行う。中尾山古墳整備基本構想と牽牛子塚西側園地測量設計。

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