一般記事
安堵町 環境美化C解体工事
2022.4.12 安堵町
山組の施工
ゴミ処理広域化に伴う再編進む
安堵町の「安堵町環境美化センター解体工事」(安堵町大字笠目他)を崎山組の施工で進めている。
汚染物質飛散防止のためシートで覆われた環境美化センターの建屋
同センターは、奈良県下の10市町村(大和高田市、天理市、山添村、三郷町、安堵町、川西町、三宅町、広陵町、上牧町、河合町)でごみ処理施設の設置及び運営等を共同して行うことを目的として設立された「山辺・県北西部広域環境衛生組合」でのゴミ処理体制広域化に伴う再編で天理市内のゴミ処理施設に集約されるため役目を終えた。
工事内容は、工場棟S造一部RC造地下1階地上3階建、延床面積1762.62平方㍍等の解体撤去。
ダイオキシンをはじめとする有害物質が残留している可能性もあるため、建屋をシートで覆うなどして粉塵などの飛散・漏出の対策を行い、内部から解体作業が行われており、汚染物質の拡散を防ぐため、通常の解体に比べ3~4倍の手間がかかる作業となっている。3月30日現在、工事の進捗状況は62%で、内部に設置された機械の解体撤去に取りかかっており、令和4年10月25日完成の予定。