一般記事
4月22日まで参加受付 洞川温泉ビジターセンター設計
2022.4.12 天川村
天川村は、洞川温泉センターを従来の温泉施設のみの機能に加えて情報発信・体験案内・更衣室・荷物預かり所・乗用車用・駐車場・観光バス駐車場・路線バスのバス停等の機能を加えた新たな地域の観光拠点施設に建替する「洞川温泉ビジターセンター設計業務委託」に企画提案方式(コンペ)による公募を適用して4月8日に公告した。
参加表明を4月22日まで、企画提案書を6月10日までいずれも持参または郵送により受け付ける。プレゼンテーションを6月20日~24日のうち1日行い、企画提案書等による書類審査に加えてプレゼンテーションの結果を加味して審査し、6月28日に受託候補者を特定する。
参加資格は▽近畿圏内に主たる営業所を有していること▽建築士法の規定による一級建築事務所の登録―など。事務局(担当課)は地域政策課(電話0747―63―0321) で担当は阪中。委託期間5年2月28日。委託費用は2043万8000円込を上限とする。
平成5年のオープンから約30年が経過し、建物及び各設備の経年劣化が進んでいる洞川温泉センターを地域の将来人口及び当該施設利用者数の傾向を踏まえたうえで、新たな地域の観光拠点施設に建替することで利用者の利便性を高めるとともに、より魅力のある観光地とすることをめざす。この設計コンペは、設計者を選定するプロポーザル方式ではなく、この地域に相応しい設計案を募集して最も優れた設計案を選ぶもの。
場所は大字洞川13番地の2。施設用途は公衆浴場。敷地面積約8000平方㍍(都市計画区域外)にW造平屋建延べ面積1000平方㍍以内を計画。令和5年4月~6年3月を建設工期に充て、工事費約3億4700万円込を見込んでいる。事業は、洞川温泉ビジターセンター建築を5年度中に完了し、6年4月からのオープンを予定している。オープン後に既存の洞川温泉センターを解体・撤去予定のため、その際に利用者が継続して施設を利用できるように設備の切替と外構などを考慮した計画とする。