奈良県県土マネジメント部地域デザイン推進局建築安全課は、１０月２１日に奈良市・橿原市及び生駒市と合同で、県内の一斉建築パトロールを令和３年度「違反建築防止週間」（１０月１５日～２１日）の活動として実施した。
パトロールは、中間検査・完了検査の確実な実施及び適切な工事監理の徹底を重点項目として実施し、建築基準法等に違反する建築物の早期発見、早期是正を目的としている。中間検査・完了検査等の予定時期に到来している建築現場・建築物から無作為に抽出した計７０件に立入調査を行った。その結果①確認表示板の未掲示を５件②確認表示板の記載内容不備を６件確認し、口頭指導を行った。
その他に▽その他啓発活動＝調査先の建築主や施工者等にリーフレット（「安全な住宅を建てるために、安全な住宅を買うために」）を配布して建築手続き等の周知徹底▽広報車による巡回（１０月１８日)＝広報車により県内各地を巡回して違反建築防止についての啓発―の活動を行った。
また、１０月２１日以外にも県（関係土木事務所を含む）と奈良市・橿原市及び生駒市では、定期的にパトロール等を実施しており、違反建築の早期発見・早期是正に努めている。