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文科省 奈良県は耐震化率99・2% 公立学校施設耐震改修状況
2021.8.24 省庁
文部科学省が公表した「公立学校施設の耐震改修状況フォローアップ調査(令和3年4月1日現在)」の結果における奈良県の概要で、耐震性のない建物数が計16棟で耐震化率99・2%となった。耐震化未完了の団体と建物数及び完了見込年度は次の通り。
▼小中学校2棟=奈良市2棟で、3年度中に完了見込。
▼幼稚園10棟=大和郡山市1棟(未定)、桜井市2棟(未定)、五條市1棟(3年度中)、宇陀市2棟(未定)、高取町2棟(3年度中)、広陵町2棟(5年度中)。
▼高等学校4棟=県4棟(4年度中)。
屋内運動場等(体育館・武道場・講堂・屋内プール)の吊り天井等の落下防止対策では、小中学校が対策実施率98・4%(全国43位)・対策未完了棟数5棟、高等学校が対策実施率97・3%(全国42位)・対策未完了棟数2棟、特別支援学校が対策実施率100%(全国1位)、合計98・2%(全国99・2%)・対策未完了棟数7棟。
屋内運動場等の吊り天井等以外の非構造部材(天井材、内装材、外装材、照明器具、窓ガラス、設備機器、家具等)の耐震点検・耐震対策では、耐震点検実施率は100%(全国平均94・5%)で、耐震対策実施率は小中学校が17・9%(全国平均52・1%)、幼稚園が3・5%(全国平均52・0%)、高等学校が89・2%(全国平均49・1%)、特別支援学校が100%(全国平均59・5%)で、合計20・9%(全国平均52・0%)。