近畿地方整備局企画部は、「施工形態動向調査解析業務」と「施工合理化調査等解析業務」の簡易公募型プロポーザル２件について、技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に施工形態動向調査解析は１３者から、施工合理化調査等解析は１５者から入札説明書等のダウンロードがなされ、ともに１者から参加表明書の提出があり、参加資格を有するその１者から提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、適切な提案と認められたため契約の相手方とした。
　【施工形態動向調査解析業務】
　一般財団法人経済調査会（東京都港区）と３９９３万円込（予定価格４０７４万４０００円込）で契約して業務を委託した。
　業務は、土木工事標準歩掛の各工種について施工形態動向調査結果を集計し、現行歩掛からの変動要因を解析するとともに、土木工事標準歩掛改定の必要性を判断するための資料作成を行うもの。また、地震等災害被災地に対する地域別歩掛変動調査結果の解析、令和４年度土木工事標準歩掛の原稿作成を行うもの。
　主な業務内容は①施工形態動向調査結果の解析等１式②地域別歩掛変動調査結果の解析１式③令和４年度土木工事標準歩掛の原稿作成１式。委託期間４年３月１９日。
　【施工合理化調査等解析業務】
　一般財団法人建設物価調査会（東京都中央区）と３２１２万円込（予定価格３２２０万８０００円込）で契約して業務を委託した。
　業務は、土木工事標準歩掛に現場の施工実態を適切に反映することを目的に全国の施工合理化調査により得られたデータの集計・解析等を行い、土木工事標準歩掛の改定の基礎資料を作成するもの。
　主な業務内容は①計画準備②施工の実態把握に資する基礎資料の作成③調査表の作成④報告書の作成。委託期間４年２月２８日。