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大和川河川 八千代エンジニヤで 大和川水系防災体制整備
2021.5.27 近畿地方整備局
近畿地方整備局大和川河川事務所は、「大和川水系防災体制整備業務」の簡易公募型プロポーザルで八千代エンジニヤリング(東京都台東区)と2636万7000円込(予定価格と同額)で契約を締結して業務を委託した。
大和川における防災体制の整備に当たって、洪水に備える水防災意識社会の再構築を行う減災対策協議会における会議資料のとりまとめ及び平成28年からの取組み結果の効果検証、今後5か年の取組み方針(案)の作成を行う。減災対策協議会の取組み項目であるマイ・タイムラインの普及促進、まるごとまちごとハザードマップの整備促進、要配慮者利用施設の避難訓練支援について検討を行う。また、大和川流域を対象とした大規模出水による浸水被害を想定し、社会経済被害の最小化を図るための排水作業準備計画の検討を行うことを目的とする。
主な業務内容は防災体制整備で①計画準備②資料収集・整理③減災対策協議会資料作成④多機関連携型タイムラインの素案策定⑤マイ・タイムラインの普及促進の方策検討⑥まるごとまちごとハザードマップ基礎情報の整理⑦要配慮者利用施設の避難訓練支援⑧排水作業準備計画の運用・検証による更新検討⑨メディア関係機関との防災情報共有方策の検討⑩報告書作成。委託期間4年2月28日。
技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に26者から入札説明書等のダウンロードがなされ、3者から参加表明書の提出があり、その参加資格を有する3者から提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、八千代エンジニヤリングの提案が他者に比べて総合的に優れており、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。