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紀伊山系 アジア航測に委託 ハイドロフォン土砂移動状況調査 砂防計画策定の基礎資料に
2021.5.15 近畿地方整備局
近畿地方整備局紀伊山系砂防事務所は、「ハイドロフォン等による大規模崩壊後の土砂移動状況調査業務」の簡易公募型プロポーザルについて、アジア航測大阪支店(大阪市北区天満橋)と2999万7000円込(予定価格3000万8000円込)で契約を締結して業務を委託した。
管内における土砂移動及び水の流出実態を把握するために流砂水文観測や出水時の流出状況調査及び河床変動調査を実施するとともに、観測データや調査結果の整理・分析を行うことにより、紀伊山系の流域特性や河川の非一様性(支川合流、蛇行)に伴う土砂と水の流出特性と、大規模土砂生産後の土砂流出状況を把握する手法について検討し、今後の砂防計画策定及び土砂管理計画検討の基礎資料とすることが目的。
業務場所は五條市大塔町清水~和歌山県新宮市高田。主な業務内容は①計画準備1式②資料収集・整理1式③流砂水文観測1式④熊野川流域における水と土砂の流出状況調査1式⑤総合検討1式⑥報告書作成。委託期間4年3月31日。
技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に28者から入札説明書等のダウンロードがなされ、4者から参加表明書の提出があり、その参加資格を有する4者を技術提案書の提出者として選定し、提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、アジア航測の提案が他者に比べて総合的に優れており、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。