国土交通省は、令和元年の全国屋上・壁面緑化施工実績調査の結果をまとめた。
屋上緑化や壁面緑化は、都市におけるヒートアイランド現象の緩和や都市の低炭素化等の観点から全国的に取り組みが進められている。
元年の全国の屋上・壁面緑化の施工実績は、最近の傾向をとらえるために全国の施工企業等にアンケート調査（造園建設会社や総合建設会社、屋上・壁面緑化関連資材メーカーなど５３９社に郵送によるアンケート調査、回収率は５１・２％の２７６社）を行った結果、屋上緑化は約１９・７㌶が施工された。この面積は、新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」において、ソーシャルディスタンスとして人との距離を取る場合で、約５万６９３６人分に相当する。また、壁面緑化は約７・５㌶が創出された。