一般記事
来春までに道路設計 主要地方道天理王寺線長楽工区 長楽地区640㍍・池部地区120㍍と 大和高田斑鳩線260㍍で予備修正設計
2026.3.19 県高田土木事務所
奈良県高田土木事務所は、過年度より道路設計を進めている主要地方道天理王寺線(長楽工区)においては現在、既往成果において用排水路と道路排水を完全に分離する形で過年度に道路設計を修正しており、修正した水路系統図を基にして池部交差点における水路の横断構造について道路の切回し等の施工条件を考慮して決定する。また、長楽地区において用地買収幅等について既往成果を基にして説明を実施していく予定にしていることから、施工時における道路の切回しや施工ヤード等を考慮して施工に必要な最小借地範囲を検討し、その結果を基に設定していた構造形式について修正を行う。
一般競争入札「天理王寺線他道路設計業務委託(社会資本整備総合交付金事業(道路改良)(中計分)(国補正))第3―1―A4―補―委1号」を4月3日に開札して業務を委託する。業務場所は河合町池部外。業務は道路設計1・02㌔㍍、平面交差点設計3ヵ所、構造物設計3ヵ所、施工計画検討1ヵ所、地中レーダ探査77㍍。委託期間9年5月31日。予定価格2365万円込、調査基準価格1897万5000円込。県庁の担当は県土マネジメント部道路建設課事業第一係(電話0742―27―8667)。
天理王寺線は国道24号や京奈和自動車道と大和中央道及び国道25号と接続する道路であり、長楽工区(河合町池部~川西町保田)は天理王寺線の唯一の未改良区間を解消する。事業延長1・7㌔㍍幅員14・5㍍2車線。第3種第2級。設計速度50㌔㍍/h。川西町保田地区と河合町市場地区の約500㍍は令和2年3月に部分供用、城古地区440㍍は平成30年度までにすべての用地買収を完了して工事を推進している。残るは主要地方道大和高田斑鳩線に連絡する区間の長楽地区640㍍と池部地区120㍍の計760㍍の長楽工区。
平成22年に天理王寺線の都市計画を変更して長楽工区を追加、令和2年3月に部分開通(500㍍)。昨年11月に事業再評価を行って「事業継続」を認めている。全体事業費43億3000万円、残事業費10億3000円。事業進捗率約69%。業務内容は次の通り。
▽道路予備修正設計(B)1・02㌔㍍=天理王寺線760㍍と大和高田斑鳩線260㍍。平面交差点予備設計と合わせて天理王寺線池部・長楽工区全体での施工ステップの検討を行う①設計計画②現地踏査③横断設計④道路付帯構造物、小構造物設計⑤用排水設計⑥設計図作成⑦関係機関との協議資料作成(地元説明会用の資料を作成する。資料作成に際しては今後、事業認定手続きを行うことも見据えて作成する)⑧用地幅杭計画(過年度成果で設定済の幅杭に加えて施工に必要な借地面積を設定する)⑨概算工事費算出⑩照査及び報告書作成。
▽平面交差点予備設計3ヵ所=①設計計画②現地踏査③平面・縦断設計④横断設計⑤交差点容量・路面表示⑥設計図作成⑦関係機関との協議資料作成⑧数量計算⑨概算工事費算出⑩照査及び報告書作成。
▽構造物予備設計3ヵ所=①設計計画②設計条件の確認③比較形式の選定④概略設計計算⑤基礎工検討⑥概略設計図⑦関係機関との協議資料作成⑧概算工事費⑨比較一覧表の作成⑩照査及び報告書作成。
▽施工計画検討1ヵ所=池部交差点に布設する道路横断水路函渠を施工するために道路及び交差点の切回しが必要で、函渠施工時の交差点ステップを検討する。交通への影響を最小限に留める施工時の道路・交差点形状を検討し、必要に応じて水路ルートの見直しを行う。ステップごとの現道規制計画を検討し、警察協議としてとりまとめる①設計計画②路線選定③平面・縦断・横断設計④交差点容量・路面表示⑤設計図作成⑥関係機関との協議資料作成⑦数量計算⑧概算工事費算出⑨照査及び報告書作成。
▽地中レーダー探査77㍍=既往の地下埋設物調査として地中レーダー探査(手押し型)を予定しているが、現地踏査のうえで別の調査が必要と判断された場合は監督員と協議により変更若しくは別途発注により対応するものとする。
