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河合町薬井他の葛下川河川改修 堤防嵩上げ等を検討 一般競争2月19日開札

2026.2.3 県高田土木事務所

 奈良県高田土木事務所は、葛下川について対象区間に対する堤防嵩上げ等の堤防改修案の比較検討を行い、対策工の提案及び課題整理を行う。一般競争入札「葛下川護岸設計業務委託(緊急自然災害防止対策事業債対象事業(臨時・特別))第T―109―委1号」を2月19日に開札して業務を委託する。
葛下川河川改修事業の事業区間は約2600㍍で約1500㍍が進捗。工区①は王寺町葛下(JR和歌山線付近~王寺跨線橋上流)で河道拡幅約200㍍、工区②は香芝市下田東~別所(下田橋~近鉄大阪線)で河道拡幅・河床掘削・バイパス水路の開削約2400㍍。進捗率58%。全体事業費45・3億円、残事業費(建設費20・8億円、維持管理費2・4億円)。
工区①ではこれまでの5ヵ年に前田橋(王寺町道橋)架替のための仮橋設置と架替工事が完了。現在は仮橋撤去を終え、JR橋脚部の護床工事に着手。今後5年間でJR橋脚部の護床工事及び護岸整備を行う。工区②ではこれまでの5ヵ年に五位堂橋上流の未買収地の用地交渉、上流側先行施工の検討を実施。今後5年間で用地買収を進め、五位堂橋から上流に向けて護岸整備を行う。今回の業務が対象とする河合町薬井他は工区①の上流側。
業務場所は河合町薬井他。業務は不等流解析2・8㌔㍍、護岸概略設計0・6㌔㍍。委託期間12月14日。予定価格2092万2000円込、調査基準価格1679万7000円込。県庁の担当は県土マネジメント部河川整備課河川整備係(電話0742―27―7469)。業務内容は次の通り。
 【設計計画】
業務の目的・趣旨を踏まえ、業務計画書を作成する。
【現地踏査】
現況施設の状況と予定地周辺の河川状況と地形・地質・近接構造物及び土地利用状況・河川の利用形態等を把握し、併せて工事用道路と施工ヤードの施工観点から現地状況を把握して整理する。
【基本事項・設計条件の整理】
河川整備計画との整合性を考慮することに加え、対象箇所の整備計画流量を採用するか否かを検証するため既往成果等の資料収集・整理と河川整備計画の確率規模の設定・流出計算の根拠などの把握、既往災害実績の超過確率規模と整備計画流量の対比を行って基本事項及び設計条件を整理する。
【河道改修方針の検討・整理】
▽現況流下能力の確認=不等流計算を実施して現況流下能力を確認する。
▽対策検討=改修断面の流下能力と道路橋への影響及び流入水路の処理を考慮しながら、河道改修、固定堰の撤去・改修、落差工の撤去、低水路整備、パラペット整備、堆積土砂対策、暫定対策などを総合的に検討した対策方法案を作成して比較を行う。また、比較には概略図の作成及び概算工事費の算出を含む。
▽対策による下流への影響検討=河川整備計画との整合性をはかるのは当然のこと、対策による下流への影響を検討する。
【護岸設計】
河道改修方針に基づいて護岸設計を行う。
▽基本ケースの選定=想定される整備方法を複数立案し、施工性と安全性及び経済性等の観点から最良案を選定する。
▽図面作成=最良案について計画平面図・計画縦断図・標準構造図・標準横断図及び付帯工構造図等を作成する。
▽施工計画(案)の比較検討=護岸整備及び付帯工事の施工計画(案)を複数立案して比較検討を行う。
▽総合評価=施工性と安全性及び経済性等の観点から総合的に施工計画(案)を評価する。
▽考察=設計内容を考察して妥当性をまとめる。
【協議資料の作成】
地元住民及び関係機関への計画説明を行う際の協議図面・資料を作成する。
【照査】
成果品の品質を確保するため業務の節目ごとに照査技術者による照査を実施する。
【報告書とりまとめ作成】
各検討事項及びその検討過程において収集した資料をとりまとめて報告書を作成する。
【地元住民・関係機関説明補助】
地元住民及び関係機関への計画説明を行う際に説明の補助を行う。

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