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7年度予算額より2・6%減少 8年度当初予算要求状況

2025.12.5 宇陀市

 宇陀市は、令和8年度の各部署からの予算要求額を公表した。要求額は約220億2000万円となり、令和7年度予算額と比較すると2・6%(約5億8000万円)減少となった。主な要因は物件費や補助費、人件費等は増加したものの、普通建設事業が大きく減少したことが挙げられる。令和8 年度当初予算については、7年11 月~8年1月の間に数次の予算査定を実施。査定では、要求された歳入額を精査するとともに、歳出要求事業について改めて見直しを行い適切な予算編成を進めていく予定。
 8年度の予算編成については「選択と集中による規律ある財政運営」を認識しつつ、目指すべき大きな目標として掲げた「全ての世代が安心と誇りをもって住み続けたいと思える宇陀市」を実現させることを念頭に編成する方針。
同市の挑戦は全国が注目しており、この動きを止めてはいけないこと。全ての世代が「安心」と「誇り」をもって住み続けたいと思える宇陀市を目指して「安心+安全宣言」を掲げ、全国の過疎地域の課題を解決する「先進モデル都市」へ民間投資を呼び込む「公民連携」で新たにチャレンジしなければならない考え。そのための「六つの安心」成長戦略を進めていく。予算編成方針は次の通り。
 【第2次総合計画の検証に基づく着実で徹底した推進】
 宇陀市総合計画は、令和8年4月から後期基本計画がスタートを切る。この計画に示されている5つの成長戦略を踏まえ、その牽引役となる先導的・戦略的・横断的な施策・事業を重点的に展開すること。

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