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鉄筋組立などを体験 高校生合同出前講座
2025.11.14 組合
一般社団法人奈良県建設業協会(山辺元康会長)は去る11日「高校生合同出前講座」を奈良県立高等技術専門校(三宅町石見440)にて開催した。出前講座には関西鉄筋工業協同組合、関西圧接業協同組合、奈良県測量設計業協会から建設現場で働く職人が講師として参加した。
当日は、奈良商工高校と奈良南高校、高等技術専門校の生徒計55名が参加。普段の授業では体験できない実習を行った。合同出前講座は午前と午後の部に分けて開催。午前の部では、奈良商工高校の生徒が5班に分かれ圧接と鉄筋、測量を体験した。
生徒達は、鉄筋ではまず基本となる針金の結束作業を練習し、講師である組合会員の指導のもと柱と梁それぞれの骨組みとなる鉄筋を組み立てた。生徒は不慣れな作業ながらも、組合会員の助言を受けつつ練習を重ねたことで次第にぎこちなさが薄れていった。組合会員からは、組立に関する技術についてだけでなく、柱の構造の解説もあり、最後は生徒達だけで柱の組み立てにも挑戦した。
