一般記事
県道路建設課 ONランプ橋詳細設計を 辻町ICフルランプ化計画
2025.10.14 県土マネジメント部
奈良県県土マネジメント部道路建設課は、一般国道168号と阪奈道路との交差部に奈良行きON及びOFFランプを新たに設置する辻町ICフルランプ化の一環として、ONランプ橋梁詳細設計を令和8年11月にかけて行う。
県建設産業課で一般競争入札「大阪生駒線橋梁詳細設計業務(社会資本整備総合交付金事業(道路改良))第2―1―A1―委―3号」を11月21日に開札して業務を委託する。業務場所は生駒市辻町。委託期間8年11月30日。予定価格9784万5000円込、調査基準価格7854万円込。
過年度にセントラルコンサルタント奈良営業所(奈良市内侍原町)に委託して実施した成果(大阪生駒線予備設計業務)で決定された橋梁形式について詳細設計を実施する。県の担当は事業第一係(電話0742―27―8667)で、実務は郡山土木事務所幹線建設課幹線建設係(0743―51―0208)。
道路は本線が第3種第2級で設計速度60㌔㍍/h、ランプがB規格で設計速度30㌔㍍/h、計画交通量は4805台/日。
ONランプ橋梁は上部工が鋼2径間連続箱桁橋44・9㍍+45㍍とPC単純プレテンション方式T桁橋24・1㍍の計114㍍、下部が逆T式橋台2基、張出式橋脚2基、基礎形式が橋台は場所打杭A1φ1200㍉とA2φ1500㍉、橋脚は深礎杭P1・P2ともφ4000㍉。架設工法は鋼2径間連続箱桁橋がトラッククレーンベント、PC単純プレテンション方式T桁橋がトラッククレーン。
セントラルコンサルタントで行った「大阪生駒線道路予備設計業務(社会資本整備総合交付金事業(道路改良・都づくり))第2―1―A1―委―3号」の業務内容は▽道路予備設計(B)1・9㌔㍍(0・3㌔㍍、0・55㌔㍍、0・35㌔㍍、0・7㌔㍍の4ヵ所)▽橋梁予備設計2橋(21㍍と91㍍)▽一般構造物予備設計2ヵ所。
今回のONランプ橋詳細設計は①設計計画②現地踏査③設計条件の確認④設計細部事項の検討⑤設計計算⑥設計図⑦数量計算⑧動的照査⑨座標計算⑩架設計画⑪仮設構造物設計⑫橋梁付属物等の設計⑬施工計画⑭関係機関(生駒市役所)との協議資料作成⑮液状化が生じる地盤での耐力照査(レベル2地震動)⑯照査⑰報告書作成。