一般記事

空き家調査に1年間想定の意見も 空き家対策及び計画策定のサウンディング

2025.9.16 広陵町

広陵町は「空き家対策及び空き家計画策定」に伴うサウンディング型市場調査の結果を公表した。近年、少子高齢化に伴う人口減少や核家族化等の生活形態が増加したことに伴って空き家が増加し、併せて適切に管理されていない状態が増加している。また、同町の用途区域には、市街化区域だけでなく市街化調整区域も存在し、調整区域が占める面積割合も非常に多い。併せて、同町の調整区域の特徴として旧家が複数存在し、既存の空き家だけでなく今後、空き家となる可能性が高いものも潜在的に多い現状にある。
 一方で、調整区域では空き家の利活用が制限されるため、所有者及び行政にとっても課題となっている。今回のサウンディング型市場調査は、町の空き家対策とその内容を基にした空き家計画策定について実施するもの。サウンディング調査で聴取した主な意見は次の通り。
【空き家対策について】
▽空き家を未然に防ぐための具体的な方策若しくは検討の方法=福祉部局との連携(訪問支援時)により、身よりのない高齢者・単身の高齢者世帯を把握。エンディングノートに「自分の家をどうしたい」かについて記載してもらう仕組みを取り入れる等。
▽地域の不動産事業者との連携方法若しくは連携を目的とした事前準備の方法=不動産事業者との意見交換、町内の関係各課の連携を取る仕組みが必要。
【空き家計画策定について】

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