一般記事

災害対策マネジメント室 建設技術研究所で進む 近畿地整大規模地震災害対策計画

2025.9.16 近畿地方整備局

 近畿地方整備局災害対策マネジメント室は、簡易公募型プロポーザル「大規模地震災害対策計画作成業務」について、建設技術研究所大阪本社(大阪市中央区道修町)と1430万円込(予定価格と同額)で契約を締結して委託し、業務を進めている。
 業務は、南海トラフ巨大地震の被害想定の見直しや道路啓開計画の策定状況等を踏まえ、南海トラフ地震におけるTEC―FORCE活動計画や活動マニュアルの更新を行うとともに、訓練計画作成及び訓練実施支援等を行うことを目的とする。主な業務内容は次の通り。委託期間12月26日。
▽計画準備。
▽南海トラフ地震TEC―FORCE活動計画・マニュアル等の更新=①各種関連計画の見直しに基づくTEC―FORCE活動計画の更新②南海トラフ地震発災時における活動拠点に関する調整。
▽南海トラフ地震TEC―FORCE活動計画に資する訓練計画作成及び訓練実施支援=①職員向け習熟支援の実施②南海トラフ地震対応力の向上を目的とした実践的訓練。
▽TEC―FORCE活動関連機器マニュアル等の作成及び検討=①全方位カメラマニュアルの作成②低軌道衛星通信機器の活用方法の検討。
▽TECアプリ講習会の実施補助。
▽報告書とりまとめ。
 技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に26者から入札説明書等のダウンロード等がなされ、2者から参加表明書の提出があり、参加資格を有するその2者を技術提案書の提出者として選定し、提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、建設技術研究所の提案が103点満点中94・5点で他者に比べて総合的に優れており、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。他の提案者は日本工営。

会員登録
一覧に戻る