一般記事
新所長 『健康で明るく風通しよく』
2025.8.26 近畿地方整備局
歴史ある事務所の長として「責任の重さに身の引き締まる」思いとし、事務所には所長を含め82名の職員がおり「コミュニケーションを図り、みんなが健康で明るく風通しよく仕事ができる職場づくり」に努める。
4路線約150㌔㍍の道路管理、改築事業として6直轄事業と5直轄権限代行事業を担っている。「地域と密接に連携を図って業務を進めたい」と力強い。日本道路公団採用で国交省は3回目。
京奈和自動車道は近畿大都市圏の外郭環状となる道路。大和高田BPとの交差部では「和歌山方面と大阪方面を接続するランプを令和8年春開通へ整備を進める」とし、大和北道路は「公共事業と有料道路事業の合併施行でNEXCO西日本と事業推進」を図る。権限代行の国道168号と169号は紀伊半島アンカールートの一部を形成する。「今年4月大淀町に奈良南部災害復旧対策出張所を開所。奈良県等とともに早期完成へ整備を進めている」。
国交省勤務や日本高速道路保有・債務返済機構で「いろいろな人と関わる機会を得られたことは財産」と振り返り「上手く調和を図るため『目配り、気配り、心配り』を大事にしている」という。
学生時代にバスケットボール、今は「ゴルフ」と笑った。神戸市に奥様と長男・次男を残して単身赴任。週末は長男の野球の応援に神戸に通っている。座右の銘は恩師に貰った『泰然自若』。昭和51年3月17日神戸市出身の49歳。
【略歴】平成12年3月大阪大学大学院工学研究科修了、4月日本道路公団採用で東京第三管理局八王子管理事務所、14年4月静岡建設局掛川工事事務所、17年9月中国支社建設事業部建設グループ、10月西日本高速道路承継、19年4月国土交通省道路局有料道路課有料道路利用促進係長、21年4月中部地方整備局紀勢国道事務所調査設計課長、23年4月西日本高速道路経営企画本部経営企画部経営企画課、25年7月関西支社総務企画部企画調整課課長代理、28年7月独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構企画部企画課課長代理、30年7月西日本高速道路人事部人事課課長代理、令和3年7月関西支社総務企画部企画調整課長、5年6月同支社新名神大阪西事務所長、7年7月現職。