一般記事

構造変更へ環境影響調査 国道169号御所高取バイパス

2025.7.25 県高田土木事務所

 奈良県高田土木事務所は、平面構造から盛土構造への都市計画変更を行うことにしている国道169号御所高取バイパスにおいて、令和7年度に地元説明会資料として交通量推計及び環境影響調査・予測を行う。
一般競争入札「国道169号御所高取バイパス環境影響調査業務委託(防災・安全交付金事業(道路改良))第3―10―A2―委7他号」を8月18日に開札して業務を委託する。業務場所は御所市本馬~柏原。委託期間8年5月29日。予定価格2800万6000円込、調査基準価格2264万9000円込。県庁の担当は県土マネジメント部道路建設課事業第一係(電話0742―27―8667)。 業務内容は次の通り。
 ▽計画準備=業務の目的・主旨を理解したうえで設計図書に示す業務内容を確認し、業務計画書を作成する。
 ▽地域の現状の把握と整理=社会経済状況と道路交通状況など地域の現況についてデータ・図面・写真により把握整理を行う。
 ▽交通量推計(現況)=事業箇所周辺の地域特性を踏まえてネットワークの追加とゾーンの細分化等を行い、再現性を確保した現況交通量配分を行う。
▽交通量推計(将来)=道路交通センサスに基づいて作成した将来交通量予測の最新データより当該事業箇所での将来交通量推計を行う。併せて大型車混入率を算出する。また、整備後の各交差点(3ヵ所)における方向別交通量の算出を行う。
▽流動分析=交通量推計(将来)を基に御所高取バイパスの利用予測を行うために流動分析を行う。
▽環境影響評価検討=①大気質大気質は調査で二酸化硫黄・二酸化窒素・浮遊粒子状物質・風向風速・気温湿度を1季×7日間、予測で粉塵等・二酸化窒素・浮遊粒子状物質②騒音は調査で等価騒音レベル等を1季24時間、予測で等価騒音レベル等③振動は調査でL10の地盤卓越振動数を1季×24時間、予測でL10④日照阻害は予測で等時間日影線⑤電波障害は調査で机上検討・受信状況把握を1季、予測で障害範囲の予測。
▽照査=共通仕様書第1108条照査技術者及び照査の実施に基づき照査を実施し、照査結果を提出する
▽報告書作成=業務の成果として報告書及び概要書を作成する。

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