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近畿技術事務所 近畿建設協会JVで インフラDX推進センター活用 ICT施工推進は日本建設機械施工協会
2025.7.10 近畿地方整備局
近畿地方整備局近畿技術事務所は、次の簡易公募型プロポーザル2件について技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内にインフラDX推進センター活用推進は28者、ICT施工推進は23者から入札説明書等のダウンロードがなされ、1者から参加表明書の提出があり、その1者から提出された参加表明書及び技術提案書を評価して特定し、業務を委託して進めている。ともに委託期間8年3月31日。
【近畿地方整備局インフラDX推進センター活用推進業務】
一般社団法人近畿建設協会・一般社団法人日本建設機械施工協会・一般財団法人日本建設情報総合センター設計JV(大阪市中央区大手前)が102点満点中85・7点で適切な提案と認められたため9376万4000円込(予定価格9511万7000円込)で契約した。
業務は、近畿地方整備局におけるインフラ分野のDXを推進するため、近畿技術事務所に設置している「近畿インフラDX推進センター」における育成・体験・情報発信の円滑な業務推進及び活用推進を図ることを目的とする。
主な業務内容は①BIM/CIM研修(発注者向け)の計画作成、改善案の検討及び運営補助②ICT活用研修(発注者向け)の計画作成、改善案の検討及び運営補助③ICT活用研修(施工者向け)の計画作成、改善案の検討及び運営補助④無人化施工研修(施工者向け)の計画作成、改善案の検討及び運営補助⑤BIM/CIM施工研修(発注者、施工者向け)の計画作成、改善案の検討及び運営補助⑥見学・体験(来場者の対応)に関する資料作成、改善案の検討及び運営補助⑦情報発信⑧報告書作成。
【ICT施工推進業務】
一般社団法人日本建設機械施工協会(東京都港区芝公園)が102点満点中87・5点で適切な提案と認められたため2090万円込(予定価格2107万6000円込)で契約した。
業務は、建設生産プロセスにおいてICT施工技術を活用して生産性向上と品質向上及び安全性確保を進めるため、ICT活用工事の更なる普及の推進を支援するもの。
主な業務内容は①ICT活用工事の運用を支援するための資料整理②ICT技術活用効果の調査③省人化・ICT施工の技術活用を支援するための資料整理④ICT施工ヘルプデスクの運用支援及び資料とりまとめ⑤報告書作成。