橿原市は、公募型プロポーザルにて「橿原市デジタル防災行政無線システム整備委託業務」を公告した。参加表明書の提出が７月４日まで、提出意思確認書の提出が７月25日正午まで、提案書類の提出が８月１日正午まで、プレゼンテーション等の審査を８月７日に実施する予定。事業費の上限額は３億２０００万円、委託期間は８年３月31日。
　同業務は、２６０ＭＨｚ移動系同報無線システムの整備等を行うとともに、配布対象者への戸別受信機の配布を行い、その後の一括保守管理等を行うもの。
　参加資格は▽同市入札参加資格者名簿 （役務・情報処理）に登録されている者であること▽令和２年度～６年度までの過去５年間において、同種業務（２６０ＭＨｚ市町村デジタル移動通信システム〈ＡＲＩＢ　ＳＴＤ　Ｔ１１６方式〉を元請として完成・引渡しをした完了実績）―など。担当は危機管理課（電話０７４４―２１―１１０４）。
　主な業務内容は統制局設備１式、基地局設備１式、移動局設備（市内一円）５台、既存機器連携Ｊ―ＡＬＥＲＴ、ＳｐｅｅＣＡＮ　ＲＡＩＤＥＮ等）、戸別受信機５０００台、聴覚障がい者向け文字放送端末１００台、対象者への戸別受信機配布（１０００台）、その他追加技術提案によるもの、業務完了後の追加戸別受信機の製造、配布及び設備（戸別受信機を含む）の保守。なお、業務とは別にシステム保守契約（戸別受信機の追加製造等含む）による長期継続契約とし、戸別受信機の追加製造等必要となる費用については、業務と同価格とすることが条件。