一般記事
新所長 「道路整備の加速化と働き方改革」
2025.5.16 県奈良土木事務所
県の重点的に取り組む政策を果たすために道路整備の加速化と県庁の働き方・職場環境の改革に「土木事務所でもしっかり取り組みます」として「働き方改革では一人で悩まずチームワークで超過勤務の減少を意識して」みんなでやっていく。
道路整備の加速化のならの道リフレッシュプロジェクトでは「大宮通りなど交通量の大きな重点路線を決めて実施します」と話す。
県の強靭化として県民の生命と財産を守る「河川整備や治水対策を推進」していく考え。能登川と布留川北流の河川改修事業で施工計画案を策定している。山添村遅瀬の急傾斜地対策も継続して進める。
昨年末にオープンした道の駅『クロスウェイなかまち』のアクセス道路でもある主要地方道枚方大和郡山線中町工区について「バイパス未開通区間の事業を進捗させる」。中町工区は2年3月に開通した砂茶屋新橋北側の2車線のまま残された最後の区間。また、着工している主要地方道天理環状線九条バイパスは「引き続き工事を継続して進めます」と力強い。
五條土木事務所の十津川出張所で国道168号岩原トンネルの工事発注から貫通・竣工までの「大きな工事を任せてもらったことが印象深い。勉強になりました」と3年間を振り返る。
大阪府へ出向した時期には、すでに供用されていた道路公社所管の第二阪奈道路の維持管理に係るコスト縮減を担当し「奈良県とは雰囲気もやり方も違うことを肌で感じたのもよい経験になった」そうだ。
前任のまちづくり推進課長の時には、地域デザイン推進課主幹時にも携わった(仮称)医大新駅の設置等に関する橿原市と近鉄との3者による基本協定を3月28日に締結。「式典では司会を務めました」と笑った。
【略歴】昭和42年生の58歳。平成7年県入庁し桜井土木事務所、10年五條土木事務所、13年奈良土木事務所、16年農林部耕地課人事交流、19年技術管理課、22年大阪府出向人事交流、24年奈良公園室、30年中和土木事務所工務課長、30年奈良土木事務所計画調整課長、令和元年地域デザイン推進課主幹、3年大規模広域防災拠点整備課参事、5年まちづくり推進課長、7年現職。(吹上)