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県道路建設課 赤滝五條線を決定 令和7年度新規調査路線 新規事業化は2路線
2025.5.13 県土マネジメント部
奈良県県⼟マネジメント部道路建設課は、令和7年度新規調査路線1路線及び新規事業化路線2路線を決定した。6年10月に改定した奈良県道路整備基本計画に基づき新たに道路改築を行う路線について、市長村長からの要望等により道路整備の必要性等を確認し、事業化に向けて新たに調査を進める路線(調査路線)を決定した。事業化に当たっては道路事業の事業実施環境や関連事業の実現可能性及び財政状況や事業手法も踏まえ、優先度を判断した。
【新規調査路線】
▽一般県道赤滝五條線(黒滝村寺戸~御吉野)=延長約1・4㌔㍍。この道路整備により、骨格幹線道路ネットワークに位置付けられている国道309号から黒滝村役場へのアクセスが改善されるため、安全・安心を支える道路整備となる。なお、国道309号から黒滝村役場へのアクセス道路となる当該路線は第二次緊急輸送道路でもあり、起終点側は改良済。今後、東側で進めている寺戸工区(約0・5㌔㍍)の事業の見通しを踏まえ、調査路線となった未改良区間約1・4㌔㍍についてルート決定に向けた調査・設計等を進めて行きく。
【新規事業化路線】
▽一般県道月瀬梅林山添線(月ヶ瀬嵩工区)=奈良市月ヶ瀬嵩の延長約0・5㌔㍍。奈良市が用地買収や立木補償など事業実施に向けた協力を関係者と調整していく。今後、用地買収が完了次第、速やかに工事に着手する。
▽一般県道上笠間八幡名張線(室生上笠間工区)=宇陀市室生上笠間の延長約0・4㌔㍍。宇陀市が用地買収や立木補償など事業実施に向けた協力を関係者と調整していく。今後、用地買収が完了次第、速やかに工事に着手する。