奈良市は、公募型プロポーザル「奈良市奈良町南観光案内所運営事業及びにぎわい創出事業業務委託」にて、くるみの木を受託候補者に選定した。委託期間は17年３月31日。
　奈良町において、将来にわたり奈良町のにぎわいを持続・発展させていくためには、観光客が周遊する仕組みづくりが必要であり、コロナ禍を経て魅力的な宿泊施設や飲食店が増えている状況下においては、奈良町の南の玄関口として位置付けている案内所の役割は大きい。
そのため同市では、観光情報の提供はもとより満足度の高い施設運用、魅力あるイベント開催や地産物の販売などで地域活性化に繋げられるよう、奈良町を訪れた観光客、また地域住民にとっても訪れたくなる施設として運用することを目指している。また、夜の奈良を楽しめる取組や周辺の観光関連施設との連携等を通じて、観光客の宿泊率向上、観光消費額の拡大を図ることを目指す。