近畿地方整備局国営飛鳥歴史公園事務所は、簡易公募型プロポーザル「第一次大極殿院東面回廊(南側)他実施設計業務」について、公益財団法人文化財建造物保存技術協会（東京都荒川区西日暮里２―３２―１５）と２４５３万円込（予定価格２４９０万４０００円込）で契約を締結して委託、業務を進めている。
業務場所は奈良市佐紀町６６５地先他。業務内容は過年度に実施した第一次大極殿院建造物復原整備の検討及び設計の成果を踏まえ、東面回廊(南側) 及び小門並びにその外構の実施設計や整備に伴う遺溝保護の検討を行うもの。委託期間７月３１日。
技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に２５者から業務説明書等のダウンロードがなされ、２者から参加表明書の提出があり、参加資格を有するその２者２者を技術提案書の提出者として選定し、提出された２者から技術提案書が評価した結果、文化財建造物保存技術協会の提案が１００点満点中６８・４８点で他者に比べ総合的に優れており、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。他の技術提案書提出者は桝谷設計。