近畿地方整備局道路部は、簡易公募型プロポーザル「道の駅」インバウンド・海外展開検討資料作成業務について、建設技術研究所（大阪市中央区道修町）と２９４４万７０００円込（予定価格と同額）で契約を締結して委託し、業務を進めている。
　業務は、「道の駅」第３ステージの３つの柱の一つである「「道の駅」を世界ブランドへ」の取組みを推進するため、海外ブランド戦略の検討や海外での「道の駅」展開事例の調査、また、大阪・関西万博を契機とした「道の駅」のＰＲ、広報検討などを実施するもの。委託期間６月３０日。
主な業務内容は▽業務計画書作成１式▽海外ブランド戦略の検討１式＝①アンケートの実施（訪日外国人を対象として紙面とＷｅｂ併用のアンケートを実施する）②外国からの来訪者を増加させるための方策検討（実施したアンケートをもとに「道の駅」を周遊するために効果的な施策を検討する）▽海外での「道の駅」展開事例の調査１式▽大阪・関西万博を契機とした「道の駅」のＰＲ、広報検討１式▽報告書作成１式。
技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に２８者から入札説明書等のダウンロードがなされ、１者から参加表明書の提出が参加資格を有するその１者の建設技術研究所から提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、総合評価点９５・５点で適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。