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2月に審査を実施 神野山ふれあいの森指定管理

2024.12.20 山添村

山添村は「神野山ふれあいの森施設」の指定管理候補者を募集する。現地説明会を7年1月14日に実施し(参加申込は1月3日まで)、申請書の受付は2月3日まで、プレゼンテーションによる審査を2月7日に実施し指定管理候補者を選定する。管理運営期間は4月1日~12年3月31日の5年間。
参加資格は単独の法人または複数の法人によるグループ若しくはその他の団体で▽会社更生法または民事再生法に基づく更生・再生手続き開始の申立てがなされている者(手続開始の決定がなされ、競争入札参加資格の再認定を受けた者を除く)、その他経営状態が著しく不健全であると認められる者でないこと▽募集にあたっての事業者選定支援に携わった者(ぱずる)またはこれらの者と資本面若しくは人事面において関連がある者でないこと―等。担当は地域振興課(電話0743―85―0048)。
同村のシンボル「神野山」は、大阪市内から約60分、名古屋市内から約90分でアクセスできる県立月ヶ瀬神野山自然公園に位置する施設。ツツジの群生と星空観測の名所とし、約60頭の羊とふれあえるめえめえ牧場等の施設や鍋倉渓等の自然。初心者でも歩きやすい自然豊かなハイキングコースがあり、年間約3万3000人(令和4年度調べ)の来場者が訪れる山添村の観光の中心地。
一方で、観光客のターゲットや近年のニーズを把握できておらず、それに合わせたサービス(飲食や宿泊、土産物、体験プログラム)がないことから滞在時間が短く消費額も少ない状況。また、観光地としての将来的な経営ビジョンがなく、施設の維持継続、観光客の受入体制が充分とは言えない。
今回の公募は、今後管理運営を進めるにあたり、民間事業者が有する運営ノウハウを活用することに加え新たな事業を展開する事業者を募集・選定ために実施するもの。
指定管理の対象となるのは、神野山ふれあいの森の各エリア14施設(詳細は表参照)。
管理者が行える自主事業については、施設の設置目的の範囲内で利用促進やサービスの向上のために独自に企画し、事前に村長の承諾を得た上で指定管理者自らの費用で実施する。指定管理者が行う主な業務は次の通り。
▽施設の運営に関する業務=①受付・案内②使用許可③利用料金④チャレンジショップの運営⑤情報発信業務⑥苦情、要望、相談対応⑦産業振興に関する業務。
▽施設の維持管理に関する業務=①建築物管理業務②建築設備保守管理業務③清掃業務④環境衛生管理業務⑤外構施設維持管理業務⑥什器・備品・リース物件維持管理業務⑦植栽維持管理業務⑧保安警備業務⑨修繕業務。
▽施設の経営管理に関する業務=①指定管理前の事前準備業務②情報公開、個人情報保護に係る業務③必要な書類の作成及び保存、管理に係る業務④事業計画書作成業務⑤年度協定締結業務⑥事業報告書作成業務⑦業務報告書作成業務⑧自己評価の実施⑨連絡会議⑩引継業務。
▽その他の必須業務=①関係機関等との連絡調整業務②緊急時対応に関する業務。

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