一般記事
建政部 オリコンで業務進む 都市住環境調査検討業務
2024.9.17 近畿地方整備局
近畿地方整備局建政部は、簡易公募型プロポーザル「都市住環境調査検討業務」について、オリエンタルコンサルタンツ(大阪市北区中之島3―2―18住友中之島ビル)と715万円込(予定価格と同額)で契約を締結して委託、業務を進めている。
業務は、まちづくりと住まいづくりに関する事例収集と情報分析等を行い、地域におけるまちづくり・住まいづくりを支援するための資料をとりまとめることを目的とする。委託期間7年3月15日。主な業務内容は次の通り。
▼まちづくりに関する事例収集及び情報分析=現下の社会情勢を踏まえたコンパクトシティ・プラス・ネットワーク、市街地整備、総合的な都市交通戦略と街路交通などのまちづくりに関する施策について、取組み事例を収集し、その効果等について分析を行う。
▼住まいづくりに関する事例収集及び情報分析=現下の社会情勢を踏まえた省エネ対策や子育て支援、空き家対策等の多様な政策課題に対応した地域の活性化や既存ストック流通などに資する、良好な住環境整備に向けた先導的な取組み事例を収集し、その効果等について分析を行う。
▼成果とりまとめ・周知=以上の業務により得られた成果については、地方公共団体等に対して参考となる資料としてとりまとめることとし、周知のためのセミナー等の開催補助に係る業務を含めることとする。
技術 提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に26者から入札説明 書等のダウンロードがなされ、2者から参加表明書の提出があり、参加資格を有するその2者を技術提案書の提出者として選定し、提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、オリエンタルコンサルタンツの提案が102点満点中89・5点で他者に比べて総合的に優れており、適切な提案と認められた ため契約の相手方としたもの。他の参加者は片平新日本技研。