近畿地方整備局紀伊山系砂防事務所は、簡易公募型プロポーザル「紀伊山系事業評価資料等作成業務」について建設技術研究所（大阪市中央区道修町）と６０５０万円込（予定価格と同額）で契約を締結して業務を委託した。
　業務は、紀伊山系直轄砂防事業において公共事業の効率性及びその実施過程の透明性の一層の向上を図るため、砂防施設の整備による費用対効果の分析と、水害の被害指標分析を行ったうえで事業再評価に向けた資料を作成することが目的。
業務場所は五條市三在町。主な業務内容は①計画準備１式②資料収集・整理１式③事業評価における中期的な計画の検証・見直し１式④中期計画における総事業費の見直しと予算推移計画の策定１式⑤費用対効果分析１式⑥水害の被害指標分析１式⑦事業評価資料作成１式⑧総合検討１式⑨報告書作成１式。委託期間７年３月２１日。
　技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内２６者から入札説明書等のダウンロードがなされ、２者から参加表明書の提出があり、参加資格を有するその２者を技術提案書の提出者として選定し、提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、建設技術研究所の提案が総合的に優れており、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。