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紀の川ダム統管 大滝ダム流域他予測雨量配信 気象工学研究所で進む 万全なダム管理へ情報を提供

2024.7.4 近畿地方整備局

 近畿地方整備局紀の川ダム統合管理事務所は、簡易公募型プロポーザル「大滝ダム流域他予測雨量配信業務」について、気象工学研究所(大阪市西区京町堀)と1105万5000円込(予定価格と同額)で契約して委託、業務を進めている。
 業務場所は五條市三在町1681の同事務所。業務は、猿谷ダム流域及び大滝ダム流域に関する降雨状況を予測し、ダム管理に万全を期するため情報提供を行うもの。また、提供に必要な気象情報表示用端末機器の設置・保守を行うことを目的とする。
主な業務内容は▽気象資料の提供=①降雨予測の実施(猿谷ダム流域・大滝ダム流域)として定時情報、臨時情報、広域監視②リアルタイム情報の提供③MSM情報(猿谷ダム流域・大滝ダム流域)④オンライン情報⑤大滝ダム洪水予測システム用の降雨データの提供⑥予測の検証▽気象情報表示端末機器の設置及び保守。委託期間7年3月31日。
 技術提案書の提出希望者を公募したところ、2者から参加表明書の提出があり、参加資格を有するその2者を技術提案書の提出者として選定し、提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、気象工学研究所の提案が他社に比べて総合的に優れており、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。

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