一般記事

近畿地整道路部 長大の提案を選定 自動運転路側センサ調査検証

2024.6.28 近畿地方整備局

 近畿地方整備局道路部は、簡易公募型プロポーザル「自動運転路車協調システム調査検証業務」について長大(大阪市西区新町)を9740万5000円込(予定価格と同額)で契約した。
 参加可能業者が44者以上あり、申請期間内に27者から入札説明書等のダウンロードがなされた。3者から参加表明書の提出があり、技術提案書の提出者として選定。参加表明書と技術提案書を評価した結果、長大の提案が他者に比べて総合的に優れており、適切な提案と認められたため、契約の相手方とした。長大は奈良国道事務所が発注した、6月14日開札の「奈良国道管内自動運転路車協調システム調査業務」においても契約を締結している。
 業務は、自動運転車と一般車が混在する交通環境において安全・円滑な道路交通を実現するため、近畿地整管内における自動運転事業と連携し、レベル4自動運転移動サービスの実現に向けた交差点周辺における道路インフラからの支援として路車協調システム(路側センサ)に関する実証実験を実施し、これら路側センサに求められる機能や仕様等について検討を行うもの。業務場所は近畿地方整備局。委託期間7年3月21日。
 主な業務内容は①計画準備1式②現地踏査1式③路側センサに関する実証実験1式④関係機関協議資料作成1式⑤検討結果とりまとめ整理1式⑥報告書作成1式。

会員登録
一覧に戻る