一般記事
県産材利用推進課 9月30日まで受付 県産材の非住宅W造化補助金
2024.6.28 その他
奈良県環境森林部県産材利用推進課は、「非住宅建築物における奈良県産材を使用した木造化支援事業」の募集を開始した。先着順で9月30日まで受け付ける。
業務は、奈良県産材を使用した民間の非住宅建築物の木造化を推進し、奈良県産材の利用を促進させ、需要の拡大を図る。このため非住宅建築物の新築、増築または改築を行う建築物の所有者に対し、県産材の使用に要する経費を補助する。
建築物の要件は▽県内に所在すること▽延床面積が50平方㍍以上300平方㍍未満であること(増築する場合は、増築部分の延床面積が50平方㍍以上300平方㍍未満であること)▽用途が店舗、事務所(補助対象者及びその従業員が利用するものを除く)、宿泊施設(民泊を除く)、福祉施設、医療施設、その他不特定多数の者の利用が見込まれる施設のいずれかであること▽構造材に奈良県産材を10立方㍍以上使用すること▽JAS材、認証材のうちいずれか一つを選択すること。
補助金額は次の通り▽JAS材=10立方㍍以上20立方㍍未満の場合60万円、20立方㍍以上の場合120万円▽認証材=10立方㍍以上20立方㍍未満の場合30万円、20立方㍍以上の場合60万円。
上棟後、内装工事に着手する前に原則、現地確認があり、写真撮影等が行われる。実績報告の書類は工事完了後10日以内若しくは、令和7年3月17日のどちらか早い日付までに提出しなければならない。
県産材利用推進課は、「奈良県木材関連事業者紹介パンフレット」で掲載に応募した事業者を紹介。非住宅分野向けの建築資材を手掛ける県内事業者は、櫻井、トリスミ集成材、坂本商店、吉田製材、吉野ウィング(吉野製材工業協同組合)、スカイウッド、森庄銘木産業、ホーテック、徳田銘木が公表された。