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県道路マネジメント課 国道309号上北山村西原で崩土 4月の崩土箇所から8㌔先
2024.6.27 県土マネジメント部
奈良県県土マネジメント部道路マネジメント課は去る21日、国道309号上北山村西原で崩土があったと発表した。18日の大雨による影響とみられる。
18日17時ごろ、通行規制を解除するためパトロールしていた職員が発見した。崩土の規模は、幅約30㍍、高さ約30㍍に及ぶ。20日に法面踏査を実施したところ、不安定な箇所があり、安全確保に時間を要することから通行止めを開始した。物損や人身等の被害は確認されておらず、孤立集落も発生していない。
当該箇所から約8㌔㍍先にある国道169号上北山村西原では4月に崩土があった。このときの崩土は幅約20㍍高さ約30㍍の規模だった。同所では通行規制の判断指標となる雨量基準値を緩和し、本復旧工事を見合わせている。
気象庁奈良地方気象台によると、17日18時~18日12時までの上北山村小橡の降水量は、アメダスによる速報値で138・0㍉。17日には警報級の激しい雨が降る可能性があると注意喚起していた。