近畿地方整備局近畿技術事務所は、６月２１日に簡易公募型プロポーザル「近畿地方整備局舗装点検修繕システム構築業務」を公示した。参加表明書の提出と説明書等の交付は７月１日正午まで。技術提案書の提出は７月２６日正午まで受け付ける。
　国土交通省では道路システムのＤＸを支える道路データプラットフォーム（ｘＲＯＡＤ）の構築を進めている。業務は、維持管理を効率化し「予算の平準化、点検結果及び点検計画、点検結果に基づいた修繕計画」を自動化するため、令和５年度に構築した「舗装版プロトタイプシステム（ｘＲＯＡＤの個別アプリケーション）」に、地方公共団体においても使用できる機能を追加し、システムの改良を行うことを目的とする。
　参加資格は単体企業、同一の組合または同一の設計共同体のいずれかで、近畿地方整備局（港湾空港関係を除く）における令和５・６年度土木関係建設コンサルタント業務に係る一般競争（指名競争）参加資格の認定を受けていること―など。申込先及び交付場所は総務事務センター大阪分室（電話０７２―８４３―６５９１）。
　主な業務内容は①舗装版プロトタイプシステムの改良１式②舗装版プロトタイプシステム（構築済み）の課題・問題点及び要望対応案の検討１式③報告書作成１式。委託期間７年２月２８日。