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道路メンテC 応用地質で業務進む 近畿地整「道路防災診断業務」 トンネル等の変状調査法と対策案

2024.6.6 近畿地方整備局

 近畿地方整備局近畿道路メンテナンスセンターは、簡易公募型プロポーザル「道路防災診断業務」について応用地質(東京都千代田区神田美土代町)と2300万1000円込(予定価格と同額)で契約を締結して委託、業務を進めている。
 業務は、道路法面や道路トンネル等の道路構造物の変状箇所について現地診断・既存資料の収集・ヒアリングを通して、近畿地方整備局が行う学識経験者を交えた診断を実施するための資料を作成するとともに、学識経験者の意見・指導をとりまとめる。さらに変状箇所についての調査法と対策案の提案を行う。
主な業務内容は①診断箇所状況の整理6件②防災診断(通常診断6ヵ所、緊急診断2ヵ所)③調査法と対策案の提案1ヵ所④道路防災対策連絡会の資料作成1式⑤法面変状リアルタイム把握の現地実証1式⑥道路防災関連研修補助1式⑦公開用成果品の作成1式。委託期間7年3月31日。
 申請期間内に38者から入札説明書等のダウンロードがなされ、2者から参加表明書の提出があり、参加資格を有するその2者を技術提案書の提出者として選定し、提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、応用地質の提案が他者に比べて総合的に優れており、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。

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