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県観光戦略課 県観光客動態調査事業委託 詳細な観光動向把握へ 一般競争を5月21日に開札

2024.5.9 県産業・観光・雇用振興部

 奈良県観光局ならの観光戦略課は、観光地点パラメータ調査を実施し、観光入込客数及び観光消費額と立寄り地など観光動向について詳細に把握するため、「令和6年度奈良県観光客動態調査事業」委託業務の一般競争入札を5月21日に開札して業務を委託する。
参加には国または地方公共団体(協議会等を含む)が発注した当該業務と同種または類似の業務を過去5年以内(平成31年4月1日以降)に受託して履行した実績と、プライバシーマーク(JISQ15001準拠)認証取得事業者またはISMS(ISO/IEC27001/JISQ2700準拠)認証取得事業者であること―が必要。担当は観光戦略係(電話0742―27―8435)。
業務は観光庁が策定した「観光入込客統計に関する共通基準」に準拠した四半期ごとのパラメータ調査の実施、 調査結果の入力作業及び集計・分析並びに報告書(四半期ごと及び暦年)の作成と、観光庁へ提出する「共通基準」による観光入込客統計データ(四半期ごと及び暦年)を作成するもの。委託期間7年3月31日。業務内容は次の通り。
▽パラメータ調査の実施=調査員による対面聞取り調査。調査時期は春(4~6月)、夏(7~9月)、秋(10~12月)、冬(1~3月)の四半期ごと。調査場所は県内の観光地10地点で、令和6年度想定調査地点は東大寺、ならまち格子の家、唐招提寺、信貴山朝護孫子寺、法隆寺、大神神社、長谷寺、石舞台古墳、金峯山寺、道の駅「十津川郷」)。無効票を除き各四半期の調査で750票以上、年間3000票以上を回収すること。
▽調査結果の集計・分析と報告書の提出及び観光庁への提出データの作成=四半期ごと、暦年(6年1月~12月)の報告書を作成する。過年度分データ(6年1~3月分)については同課から提供する。四半期の報告書は調査実施後2か月以内、暦年の報告書(1月~12月暦年分)は7年(2025年)3月14日までに同課に提出して説明を行う。報告書は印刷物5部と併せて電子媒体でも提出する。集計データ等も提出する。以上の調査結果及び同課が提供するデータをもとに観光庁から提供される推計支援ツールを用いてデータを整理し、同課に提出する。

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