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一般会計約385億円 令和6年度当初予算案を公表 榛原地域就学前施設等整備など
2024.3.21 宇陀市
宇陀市の令和6年度当初予算案は総額384億8823万6000円で対前年度比1・3%増。うち一般会計は202億1000万円(1・2%増)。5月に市長選挙を控えていることから、骨格予算となった。一般会計のうち普通建設事業費は28億720万8000円(14・4%増)。建設関係の主な事業(▼は新規)は次の通り(単位千円)。
【健幸なまち】
▼榛原地域就学前施設等整備事業(578、205)=榛原北保育園・榛原幼稚園・榛原東幼稚園の統合園舎整備について、保護者や園児及び関係者のニーズに応じた施設、園児の健やかな育ちと成長が促せる施設、宇陀市の特色を活かした施設を整備する。
【暮らしやすいまち】
▽生活安全対策事業(2、428)=防犯カメラ設置補助等。
▽防犯灯整備事業(907)。
▼空家等調査・空家等対策計画改定事業(10、000)=2年3月に策定した「宇陀市空家等対策計画」は計画期間が6年度までとなっているため、計画に基づく対策の進捗状況を踏まえた見直しを行う。
▽空き家情報バンク事業(2、795)。
▽市営住宅等ストック総合改善事業(屋根・外壁工事)(38、456)。
▽地籍調査の推進(6、297)=大宇陀白鳥居地区。
▽国道165号(中和津道路)整備推進事業(900)=整備・機能強化の早期実現、重要物流道路の指定をめざす。
▽効果的な道路新設・改良と補修の実施=①市道維持補修事業(140、570)②市道下笠間上出線改良事業(27、410)③市道平井比布線改良事業(6、320)④市道岩室小附本線歩道整備事業(24、000)⑤市道大宇陀伊那佐線改良事業(8、000)。
▽道路メンテナンス事業=①橋梁点検(104、000)②橋梁修繕工事(20、800)。
▽交通安全施設整備事業(18、000)。
▽水道未普及地域解消事業(338、000)=本郷地区、大神・入谷地区において配水池築造・電気設備・施設用地買収・工作物補償・水道管布設工事等。
▽水道施設整備事業(130、600)=施設更新を行って長寿命化を図る。
▽下水道施設点検及び更新事業=①下水道施設点検調査業務(22、000)②榛原天満台地区管渠更生工事(69、000)③榛原天満台地区マンホール蓋更新工事(30、000)④榛原第1・第2中継ポンプ場更新実施設計業務(20、000)。
▽防災行政無線システム維持管理事業(21、462)。
▼Jアラート受信設備整備事業(1、000)=受信設備の分離整備。
▽急傾斜地崩壊防止事業(20、691)=市内7ヵ所で県が実施する急傾斜地崩壊防止事業に係る経費負担。
▽河川維持補修事業(36、000)。
▽住宅・建築物安全ストック形成事業(2、400)=旧基準の木造建築物の耐震診断・耐震改修など。
【活力あるまち】
▽国指定史跡宇陀松山城跡保存整備事業(3、457)。
▽重要伝統的建造物群保存地区保存事業(32、425)。
▽旧伊那佐文化センター活用検討事業(5、000)=民間事業者の活用意向ニーズを調べ、土地利用のあり方を検討。
▽混交林誘導整備事業(48、660)=数ヵ所の小面積皆伐を実施し、広葉樹等の植栽及び周辺の環境整備。
▽ため池防災対策調査計画事業(12、500)=19池。
▽県営一般農道大野向渕線整備事業負担金(12、600)。
▽企業誘致推進事業(10、720)。
▽空き家・空き店舗施設改修等補助金(21、020)。
▽観光施設、観光資源の整備(3、430)。
【生涯輝くまち】
▽新学校給食センター建設事業(1、296、603)=継続。
【自然豊かなまち】
▼宇陀地域ごみ処理広域化推進協議会負担金(500)=宇陀市・曽爾村・御杖村の1市2村でごみ処理施設整備をめざす。
▽合併処理浄化槽整備事業(10、318)。
▽宇陀クリーンセンター設備更新事業(183、683)。
▽榛原・大宇陀斎場修繕事業(7、700)。
▽平成榛原子供のもり公園民間活力活用事業(7、000)。
【地域力を発揮するまち】
▽公共施設マネジメント推進事業(5、180)=機能集約化や長寿命化など。
▽第2次総合計画検証事業(2、177)。
▽集会所等コミュニティ施設整備事業(2、573)。