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中和公園 復建技術で実施設計 馬見丘陵公園植栽・園路広場 0・82㌶対象に既存施設改修へ
2024.2.16 県地域デザイン推進局
奈良県中和公園事務所は、一般競争入札「馬見丘陵公園植栽・園路広場実施設計業務(補助都市計画公園事業(社会資本)(都づくり))413補―委1号」を落札した復建技術コンサルタント奈良事務所(奈良市大宮町6―2―10奈良タカタニビル)に委託、業務を進めている。
業務場所は河合町佐味田、広陵町大野・寺戸。北エリアから南エリアまでの0・82㌶を対象に植栽と園路広場の実施設計を行い、工事費の積算及び設計図書を作成する。委託期間7月31日。担当は事務所が公園課整備・運営係(電話0745―56―3851)、県庁が県土マネジメント部地域デザイン推進局公園緑地課都市公園係(電話0742―27―8069)。
設計条件との整合を図り、技術的及びデザイン的・経済的見地から設計の指針を明らかにし、馬見丘陵公園の骨格となる施設配置・諸施設の形状・基盤施設・植栽等について検討したうえで、安全性・機能性・市場性・デザイン性・景観性等の面から詳細を検討する。計画準備・資料収集整理・現地踏査・各エリアにおける設計方針を整理して次の設計を行う(施工計画には工期の算定も含む)。
▽植栽整備=①既存樹林の調査(外観、腐朽診断)②既存樹林再生の詳細設計③工事費算出④施工計画。
▽施設整備(休憩・便益施設〈四阿〉、喫煙所)=①設計条件の整理②フォトモンタージュ(比較案3案)作成③最適案の選定(比較検討)④詳細設計⑤工事費算出⑥施工計画。
▽施設整備(視点場+解説板)=①設計条件の整理②フォトモンタージュ(比較案3案)作成③最適案の選定(比較検討)④詳細設計⑤工事費算出⑥施工計画。
▽老朽化施設の更新設計(休憩・便益施設〈四阿、水飲み場等〉、遊具)=①現地調査②比較案3案を作成して最適案を選定③詳細設計④工事費算出⑤施工計画。
▽老朽化施設の更新設計(外周柵・防護柵)=①現地調査②比較案3案を作成して最適対策案を選定③詳細設計④工事費算出⑤施工計画。
事業計画として▽施工ステップ検討=各エリアで予定している工事を合理的・経済的に行うことができるように施工ステップを検討する▽年次計画作成=施工ステップと各施設の工事費・工期・指示する年間事業費をもとに各エリアの整備年次計画を作成する。