一般記事

県大和平野中央推進課 学生の居住と企業誘致 三宅町石見地区の用地活用

2024.2.15 県文化・教育・くらし創造部

 奈良県は、大和平野中央構想の見直しに係る三宅町(石見地区)の用地活用について「学生の居住拠点とスタートアップ企業誘致」とする基本的な方針を、山下知事と森田町長の共同記者会見で明らかにした。令和6年度に基本構想策定と埋蔵文化財発掘調査に着手する予定。
 石見地区は近鉄石見駅南西部の約7・7㌶。大和平野中央プロジェクトまちづくり基本構想では「県立大学を核としたスタートアップヴィレッジ」としていたが、昨年の山下知事の就任による5年度予算の査定に伴って見直しすることにしたもの。学生の居住拠点は県が整備する予定。担当は文化・教育・くらし創造部大和平野中央構想・スタートアップ推進課(電話0742―27―8946)。
 ▽若者が生活しながら成長できるヤング・イノベーション・レジデンス=①県内の大学院・大学・高専・高校の学生・留学生・社会人が世代や背景・言語を超えた交流ができる全く新しいタイプの学生寮(入寮100名程度)②3つの機能(居住、企業や地域との学び・交流、イノベーション)を有し、県内大学や高専や企業・スタートアップとの連携で、学生と企業が生活しながら成長。多様な学び・交流を創出。
 ▽まちのコンセプトに賛同する研究や新産業にチャレンジする企業の誘致=①地域課題や先鋭的な技術を研究する企業②学び・交流拠点において学生との交流を積極的に図る企業。(吹上)

会員登録
一覧に戻る