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県大和平野中央推進課 民間企業の誘致も 川西町下永地区用地活用 6年度に発掘調査や計画策定に着手
2024.2.13 県文化・教育・くらし創造部
(①面関連)
奈良県は、「世界的スポーツチームの関連拠点を誘致する」とした大和平野中央構想の川西町下永地区で、スポーツに係る事業関係者とすでに協議中で令和6年度内の協定締結をめざす。
併せて民間企業も誘致することにしており、6年度に発掘調査や計画策定をスタートさせる予定。担当は文化・教育・くらし創造部大和平野中央構想・スタートアップ推進課(電話0742―27―8946)。
下永地区は、まほろば健康パークと近鉄橿原線を挟んで東側の南部分。大和平野中央プロジェクトでは「スポーツと食と農が融合するウェルネスタウン」としてスポーツ拠点施設は4年度に、農業ゾーンは5年度に基本計画を策定、11年度に整備完了する予定で具体化を進めていたが、昨年の山下知事の就任による5年度予算の査定に伴って見直しすることにしたもの。
市街化調整区域に当たるため、開発へ向けて市街化区域への編入を行う都市計画法上の手続きが必要になる。「子どもを中心に多様な交流が生まれるまち KAWANISHI」が基本的な方針。
▽地域のスポーツの振興にも資する世界的スポーツチームの関連拠点を誘致=①世界に羽ばたくアスリートを輩出する拠点を誘致②国内はもとより世界各地のチームが強化試合や大会を通じて県内に滞在(宿泊を伴うスポーツツーリズム)③地域の子どもたちやチームとも連携することでスポーツの裾野を拡大④留学生と地元の学校・地域との交流(スポーツを軸にした国際交流の促進)。
▽地域の活性化につながり、子どもたちも楽しめる企業を誘致=①地域に成長と活力をもたらす企業誘致(造成完了後に公募する見込み)②単なる企業立地にとどまらず子どもたちが楽しめる機能を併設③まほろば健康パークと相まって一日中遊び、楽しめるスポットに。
今後、基本的な方針に従い▽計画策定、埋蔵文化財発掘調査等の実施▽地元・関係者に対し丁寧に説明▽計画をもとに県と町が速やかに協定を締結―していく。(吹上)