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田原本町阪手北・西井上地区 運転免許C移転用地に 大和平野中央構想の見直しで
2024.1.23 県文化・教育・くらし創造部
奈良県は、大和平野中央構想の見直しに係る田原本町の用地(阪手北・西井上地区)活用について、県警察本部が老朽化に伴う建替を検討してきた運転免許センター(約5・6㌶)の移転新築に充てることとした。今後、令和14年度の供用開始をめざして計画策定と埋蔵文化財発掘調査等を実施するとともに、地元・関係者に対しての説明を行い、計画をもとに町と協定を締結する予定。
大和平野中央プロジェクトまちづくりは、川西町・三宅町・田原本町と3年5月に協定を締結し、4年3月には「大和平野中央プロジェクトまちづくり基本構想」をオオバで策定したものの、昨年の山下知事の就任による5年度予算の査定に伴って見直しを進めている。すでに用地29㌶を約48億円で取得済。このうち田原本町阪手北・西井上地区(約6㌶)は、テーマを「スポーツ施設を核としたウェルネスタウン」とし、オオバで基本計画としてまとめることにしていた。
構想見直しでは、田原本町の用地には築後50年以上が経過して老朽化した運転免許センター(橿原市)のほか、県警交通機動隊(奈良市)と県警音楽隊(宇陀市)を移転させる。「交通安全・安心のまち田原本」を基本方針に▽子ども連れから高齢者まですべての利用者が使いやすい施設 (バリアフリー、動線の明確化等)に▽高齢者講習実車指導専用のコースも整備する。また、県と町が連携して交通安全に資する警察関連イベント・事故防止に向けたソフト事業等にも取り組む。