近畿地方整備局紀伊山系砂防事務所は、「紀伊山系湛水地監視観測体制調査業務」の簡易公募型プロポーザルについて、エイト日本技術開発関西支社（大阪市淀川区野中北）と２４２２万２０００円込（予定価格と同額）で契約を締結して委託、業務を進めている。
　業務は、紀伊山系砂防事務所管内において排水トンネルの完成に伴い湛水地及び崩壊斜面部の安全管理を適切に行うため、監視観測の機器やその配置計画等について検討を行うもの。業務場所は五條市三在町。主な業務内容は①計画準備１式②資料収集・整理１式③長殿地区における排水トンネル観測体制の検討１式④システム設計・非常時の点検体制の検討１式⑤報告書作成１式。委託期間和６年８月３０日。
技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内２４者から入札説明書等のダウンロードがなされ、４者から参加表明書の提出があり、参加資格を有するその４者を選定して提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、エイト日本技術開発の提案が総合的に優れており、適切な提案と認められたためを契約の相手方としたもの。