一般記事
UAVによる流域監視技術調査 中電技術コンサルで 崩壊地3Dモデルの実証実験を
2023.12.12 近畿地方整備局
近畿地方整備局紀伊山系砂防事務所は、簡易公募型プロポーザル「紀伊山系UAVによる流域監視技術調査業務」について、中電技術コンサルタント(広島市南区出汐2―3―30)と3010万7000円込(予定価格と同額)で契約を締結して委託し、業務を進めている。
業務は、紀伊山系砂防事務所管内においてUAVによる災害時の緊急調査の手順を整理するとともに、崩壊地の3Dモデルを取得しその精度を検証する実証実験を実施し、災害対応時の紀伊山系砂防事務所における流域監視技術の調査・検討を行うもの。
業務場所は五條市三在町。主な業務内容は①計画準備1式②資料収集・整理1式③既往崩壊地の再崩壊調査の手順確認1式④実証実験による調査精度の検証1式⑤既往崩壊地の再崩壊調査の手順改善の効果検証1式⑥報告書作成1式。委託期間6年2月29日。
技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内30者から入札説明書等のダウンロードがなされ、1者から参加表明書の提出があり、その参加資格を有する1者の中電技術コンサルタントを技術提案書の提出者として選定し、提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、提案が総合的に優れており、適切な提案と認められたためを契約の相手方としたもの。