「〜風になって〜」平和への願いを込め
華やかな演目が舞台上で繰り広げられた
（17 日、県橿原文化会館）

　金剛山歌劇団奈良県公演実行委員会が主催、奈良県日朝親善友好協会が共催する「金剛山歌劇団２０２３年アンサンブル公演」が、去る１７日、奈良県橿原文化会館で開催された。
　同講演は、日本で生まれ育った在日コリアンたちによって結成された総合アーティスト集団「金剛山歌劇団」が、人と人が信頼関係を築き、芸術・文化などをとおして互いに理解し合うことを目指し、毎年秋頃開催しているもの。
　今年は、平和への祈りが風となり、世界中をつないでくと言う思いを込めた「〜風になって〜」をテーマとして、美しい半島の情景や祖国への思いを歌い上げた楽曲や、民族舞踊など、歌謡、舞踊を織り交ぜた様々なプログラムが披露され、華やかで壮大な演技が観客を魅了した。
　後援は、奈良県教育委員会、橿原市教育委員会、奈良県議会日朝親善議員連盟、金剛山歌劇団を楽しむ奈良の会、ハッキョ支援ネットワーク・なら、アイ女性会議なら。