奈良県県文化・教育・くらし創造部文化振興課は、前回の公告分が参加者なく不調となった「文化会館整備工事」の総合評価落札方式一般競争入札（ＷＴＯ対象）を、予定価格を増額して１０月１７日に再公告した。入札参加資格確認申請書等を１０月３０日まで、技術提案書等を１１月１３日まで、入札書及び工事費内訳書を１２月２２日まで受け付けて１２月２５日に開札する。
参加資格は県建設工事等競争入札参加資格のうち建築１式の資格を有する建設業者２者、３者または４者で構成される特定ＪＶ。建築工事業の特定建設業許可。建築１式工事の総合評定値が代表者は１０００点以上、代表者以外のＪＶ構成員は９００点以上であること―など。
工事場所は奈良市登大路町。工事概要は文化会館整備工事（ＲＣ造一部Ｓ造地下２階地上３階建延べ面積約１万８１１２・６２平方㍍）、小ホール新築工事、耐震補強工事、特定天井改修工事、国際ホール改修工事、中庭屋内化工事、外部階段除却工事、エレベーター設置及び改修工事、エスカレーター設置工事、内装改修工事、内外部改修工事、前庭東部階段再整備工事、敷地北東部擁壁改築工事に係る建築工事、電気設備工事、機械設備工事、昇降機設備工事、舞台演出設備工事及び舞台音響設備工事。設計は綜企画設計が担当。工期９年３月１９日（予定）。予定価格１５５億１９９８万８０００円込、調査基準価格１４２億７８３８万８３００円込。