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国営飛鳥歴史公園 平城宮跡歴史公園施設防災検討 オリコンに業務委託 防火対策計画と訓練マニュアル作成
2023.9.28 近畿地方整備局
近畿地方整備局国営飛鳥歴史公園事務所は、簡易公募型プロポーザル「平城宮跡歴史公園における施設防災検討業務」について、オリエンタルコンサルタンツ(奈良市大宮町)と1085万7000円込(予定価格1087万9000円込)で契約を締結して委託、業務を進めている。
業務は、平城宮跡区域において令和4年3月に竣工した大極門等における防火設備の整備状況や管理体制の把握を行ったうえで、文化庁が作成した「国宝・重要文化財(建造物)等の防火対策ガイドライン」に基づき、想定される火災リスクと、必要な点検事項と手順及び対応策等の具体的な防火対策計画の作成を行うこととし、また消防庁が策定した「国宝・重要文化財(建造物)等に対応した防火訓練マニュアル」に基づき、火災時の対応を想定した訓練シナリオの作成を行うもの。
業務場所は奈良市二条大路南3丁目5―1(平城分室管内)。主な業務内容は①防火対策計画の作成②訓練シナリオの作成。委託期間6年2月29日。
技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に23者から入札説明書等のダウンロードがなされ、1者から参加表明書の提出があり、参加資格を有する1者のオリエンタルコンサルタンツを90・25点で技術提案書の提出者として選定し、提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、100点満点中80・5点の適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。