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県万博推進室 大日本印刷を特定 大阪・関西万博催事計画等策定 県の魅力発信と県内の機運醸成
2023.9.22 県総務部
奈良県総務部知事公室万博推進室は、公募型プロポーザル「令和5年度大阪・関西万博催事計画等策定業務」について、3者から提出された参加申込書等と企画提案書を書類審査とプレゼンテーションにより審査し、得点75点で大日本印刷左内町営業部(東京都新宿区市谷左内町)を委託候補者に特定した。
2025年大阪・関西万博は、奈良県の魅力を国内外に広く発信する絶好の機会であることから、県は万博会場内のイベントスペース等を活用した県の魅力発信と県内での機運醸成を目的とした広報活動を実施する予定。
そのため今回の業務は、日本で最初の都が造られ、日本の始まりの地とされる県の魅力を万博会場において余すことなく伝えるための催事計画の策定と県内における機運醸成を目的とした催事企画等を含めた広報活動計画の策定を委託するもの。委託期間6年3月31日。委託上限額440万円込。担当の電話0742―27―8083。業務内容は次の通り。
【万博会場内における催事スペースでの催事計画の策定】
奈良県の持つポテンシャルを最大限アピールし、文化財・催事・食・産業・くらし等の奈良の魅力を国内外に発信するため、県内各地域の魅力や取組みと技術及び体験コンテンツ等をさまざまなテーマを設定し、分類・展示することによって北部エリアにとどまらず、中南東部エリアへの回遊の流れがつくれるような計画を策定する。
展示やイベントに際しては、会場の特性やコンテンツ内容に最適な最新技術や映像機器を用いるなど臨場感あふれる展示やイベントが行えるような計画とする。催事の方向性・スケジュールや事業費等を含めた計画を策定する。
【県内における機運醸成を目的とした広報活動計画の策定】
県内における機運醸成を図るため万博に関する広報活動の計画を策定する。既存の県内イベントの活用や万博プレイベント(仮)の実施など県内施設との連携等も検討のうえ、広く県民が参加できる催事の企画を含めた計画とする。計画の方向性・スケジュールや事業費等を含めた計画を策定する。
10月末日までに中間報告として催事計画書及び広報活動計画書の素案を提出すること。素案には計画の概要と計画実施に係るコストや県の取組みの方向性と既存の県内イベントとの連携方法やスケジュール等について具体的に記載する。