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企画部 先端建設技術Cで進む 建設副産物の発生実態調査集計分析 建設発生土工事間利用促進資料作成も
2023.9.21 近畿地方整備局
近畿地方整備局企画部は、「建設副産物・建設発生土実態調査集計分析業務」の簡易公募型プロポーザルについて、一般財団法人先端建設技術センター(東京都文京区大塚)を特定し、業務を委託して進めている。
技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に12者から入札説明書等のダウンロードがなされ、1者から参加表明書の提出があり、参加資格を有するその1者の先端建設技術センターを技術提案書の提出者として選定し、提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、適切な提案と認められたため770万円込(予定価格773万3000円込)で契約を締結した。
業務は、更なる建設リサイクルの推進に資するため建設副産物の発生実態及び建設発生土の利用状況に係るデータ等の収集・分析を実施するとともに「建設リサイクル推進計画2020」の施策推進に向けた各種資料作成を行うことを目的とする。委託期間6年3月25日。主な業務内容は次の通り。
【令和4年度簡易型建設副産物実態調査データの集計分析】
近畿地整が貸与する標記調査データを集計し、工事場所(府県)ごと・各発注機関別に分析を行うとともに、過年度の分析結果と合わせ近畿地方における建設リサイクル推進等に関する課題及び問題点等を抽出整理する。
【「建設リサイクル推進計画2020」の施策を推進するための資料作成】
近畿地方における建設副産物及び建設発生土のリサイクルを推進するため「建設リサイクル推進計画2020」に係る基礎資料を作成する①近畿建設リサイクル表彰の審査資料作成②建設リサイクル講演会に関する企画立案、関係資料の作成及び実施③建設リサイクルに関する意見収集資料の作成④協議会の開催補助⑤「建設リサイクル推進計画2020」における到達状況の整理及び課題抽出。
【建設発生土の工事間利用促進に向けた基礎資料の作成】
建設発生土情報交換システムに登録された情報等を整理し、「工事間利用未決定工事一覧表」(発注機関ごと)及び効率的な利用促進を考慮した「相手先候補工事一覧表」(搬出入工事案件ごと)を作成する。