一般記事

紀伊山系 木津川水系砂防設備点検高度化 アジア航測と契約締結 UAVを活用した運用方針検討

2023.9.1 近畿地方整備局

 近畿地方整備局紀伊山系砂防事務所は、簡易公募型プロポーザル「木津川水系における砂防設備点検高度化業務」について、アジア航測(東京都新宿区西新宿)と3279万1000円込(予定価格と同額)で契約を締結して業務を進めている。
 業務は、木津川水系直轄砂防事業管内における砂防設備において、UAVを活用した点検や点検結果のとりまとめを実施し、実証実験による砂防設備点検の効率化・省力化に必要なUAV運用方針の検討及び点検成果を確認するためのシステム構築に関わる検討を目的とするもの。
業務場所は五條市三在町の紀伊山系砂防事務所。主な業務内容は①計画準備1式②UAVによる砂防設備定期点検1式③点検台帳の電子化1式④変状の自動抽出システム実装に向けた検討1式⑤堆砂量変化の自動算出に向けた検討1式⑥報告書作成1式。委託期間6年2月29日。
 技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内30者から入札説明書等のダウンロードがなされ、4者から参加表明書の提出があり、参加資格を有するその4者を技術提案書の提出者として選定し、提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、アジア航測の提案が他者に比べて総合的に優れており、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。

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