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県道路建設課 応募者が失格に 中町「道の駅」民間活用エリア
2023.8.8 県土マネジメント部
奈良県県⼟マネジメント部道路建設課は、5年度中の施設供用をめざして整備が進む中町「道の駅」の南側に隣接する道路予定区域について、民間活用エリアとして中町「道の駅」を活かし、周辺地域の賑わいを創出するため占用事業者を募集していたが、選定に至らず再募集を含めて対応を検討する見込み。
応募していたのはマナベインテリアハーツ(大阪本部・大阪府高槻市)、道の駅の機能を強化する内容の記載がない、中町「道の駅」隣接・民間活用エリア利用計画の主旨や立地・地域の特性を理解した提案となっていないとして100点満点中43点となり、合計点が60点に満たないため失格とした。問合せ先は公募に関することは道路政策係(電話0742―27―7495)、都市計画法に基づく開発⾏為に関することは奈良市開発指導課(電話0742―34―5237)。
道路の占用の場所は、主要地方道枚方大和郡山線における中町「道の駅」に隣接した、奈良市石木町872―1(占用許可対象面積はL約80㍍W約120㍍の約8766平方㍍)の民間活⽤エリア。道路の占用の開始の予定時期は令和6年4月1日、占用計画期間は26年3月31日までの20年で、5年ごとに占用許可の更新⼿続きが必要。占用料の最低年額1230円/1平方㍍。市街化調整区域で建ぺい率60%・容積率200%。
主要地方道枚方大和郡山線は、奈良県の主要地方道であり、大阪府枚方市を起点とし、大和郡山市に至る延長約24㌔㍍の幹線道路(当該箇所の前⾯交通量は約2万8800台/日)、当該箇所は枚方大和郡山線と第⼆阪奈道路が交錯する箇所の南⻄に位置し、北側に中町「道の駅」(約3万5000平方㍍)が隣接し、東側には富雄川を挟んで対岸に大型商業施設及び奈良市西部生涯スポーツセンターが⽴地している。最寄駅は近鉄奈良線の富雄駅と学園前駅。周辺には駅と住宅地を結ぶ路線バスが奈良交通により運航されている。利用用途は市街化調整区域内で実施できる形態に限られる。奈良市における平地の⾥景観区域に指定されている。